新潟県妙高市
雪 国 黄 精
 雪国黄精G2 (Generation-2)
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(c) オカダ・システムエンジニアリング研究所 2011
(c)  www.oka-da.com 2011

  雪国黄精G2は、オカダ・システムエンジニアリング研究所が生産、販売に当たる「雪国黄精」の特性を上回る次世代商品です。

  雪国黄精G2は、現行商品と比べ、次に挙げる特長を持っています。

・ 高温と乾燥に強く、雪国黄精(現行品)が生存できない環境でも生育できる。
・ 根張り能力が現行品より50%以上優れ、成長も早い。
・ 茎の強靭性に優れており、春季の暴風に対する耐久力が強い。
  (生長度合いと茎長に関わらず、風速25mの強風に耐える)

 以下に、実験栽培中の雪国黄精G2を画像で紹介します。

(1) 成長速度

  平成23年4月上旬の植え付け状況                平成23年6月上旬の生長状況

  平成24年6月上旬の生長状況


 昨年プランターに移植した株が、今年は既に茎長1.2mを超える生長を遂げました。
 葉色が悪く肥料不足と推測されたことから、この後畑に移植しました。


(2) 開花状況

  いずれも、平成23年6月上旬の生長状況
  

 この個体は、平成23年5月上旬には茎長80cmに生長しており、このプラ鉢のまま屋外に放置して風速25mの強風に遭わせる実験を行いましたが、鉢が倒れても茎が折れることはなく、従来品の雪国黄精に茎折れによるダメージが発生したのに対し、雪国黄精G2には被害がありませんでした。この年の晩秋に、この個体を含む3体を健全な個体として選抜し、種子を採取しました。

  平成24年6月上旬の生長状況

 プラ鉢の中で栽培したものが、1年間で3本の茎に増殖しています。この個体も畑に移植しました。


  平成28年5月下旬の生長状況

 平成23年に種子を採取した親株は、その後も枯れることなく、茎長約1.3mでほぼ最大値まで成長しています。



(3) 耐熱性

 雪国黄精G2の耐熱性試験は、下の画像の如く1基のプランターに4株を植えたものを日中にコンクリート舗装上に放置し、通年無施肥のまま最低限の灌水を行うという厳しい条件の下で行われました。平成22年は気温35℃を超える日も多く、同じ条件下で現行品の雪国黄精が葉焼けして枯れていったのに対し、ほぼ全数が生き残り、晩秋にはプランター内が根で充満している状況が確認されました。
平成23年6月上旬の生長状況


平成24年6月上旬の生長状況




平成23年11月12日、雪国黄精G2の種子の採取(第1回目)を行いました。

 種子の採取のタイミングと来春までの保管方法、発芽までの管理は当研究所の秘密です。
 雪国黄精G2の種子は、総じて従来製品よりも大型であることがわかりました。


平成27年4月18日、実生苗の移植を行いました。


 平成24年春に蒔いた種は同年、及び翌年に発芽し、3年目となった平成26年には、雑草に負けて葉が枯れる個体が増えてきたため、生育状況の観察と移植を行いました。
 葉が枯れていても死滅した個体は少なく、約150本の苗の生存が確認されました。これは、採取された約300個の種子の約半数が3年間生存していたことになります。



 次に、この苗を3種類のランクに選別し、特上品となる8本を抽出しました。



 平成24年の夏に発芽し、平成26年の秋までの期間(約3年間)で根が枝分かれし、根が直径12mmの太さに達した物もあります。これらは特別管理態勢の元に置き、今年夏頃に畑への移植を予定しています。

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