公開日:平成22年2月27日
Digital Cowboyの廃版WEBカメラ(DC-NCIRC1)を
Windows XPで使う方法!!
何を今更と思われるでしょうが、必要に迫られて、SKYPEでテレビ電話を始めることになりました。
このため、WEBカメラが必要になったので、6〜7年程昔に買って使わずにいたDegital CowboyのWEBカメラ、「DC-NCIRC1」をWindows XP環境のパソコンにつないでみたところ、ドライバーが見つからず、インストールできませんでした。
< NET COWBOYブランド DC-NCIRC1 >
↑上のような画面が表示されますが、メッセージ通りにWindows XP SP2のインストールディスクを入れてもドライバーが見つからず、インストールされません。
Degital CowboyのWEBサイトからドライバーをダウンロードしてみましたが、旧製品のため非サポート対象となっており、購入時に付属していたCD-ROMのイメージと同じものがダウンロードされただけでした。同社のWEBサイトでは、旧製品についての問い合わせは受け付けないと記載されており、ここで諦めたらゴミになる。せっかく買った製品なのに捨ててしまうのは極めてもったいない!と思い、意地でもインストールしようと決意しました。
まず、インストール時に必要なドライバーの一つに「ksuser.dll」というファイルがあり、これについてはDirectX 5.0に付属するファイルであることが分かりました。従って、このWEBカメラがWindows2000環境で動作していたことから、Windows2000+DirectX
5.0である環境のパソコンから必要なファイルを抜き取れば動作すると仮定しました。
このため、家の中古パソコンに(懐かしの)Windows2000をインストールし、WEBカメラのインストールに必要なファイルを抜き出してWindows
XP環境のパソコンにコピーしました。
Windows2000から抜き出したファイルは下記の通り。
ks.sys
usbVM31b.sys
ksproxy.ax
kstvtune.ax
ksuser.dll
kswdmcap.ax
ksxbar.ax
msh263.drv
RunSetup.dll
tsbyuv.dll
vfwwdm32.dll
VM31bPrp.ax
VM31bSTI.dll
VM31bTXP.DS
しかし、ほかにも必要なファイルがあり、Windows2000環境のパソコンにも存在しなかったことから、下の3つについてはWEBからダウンロードしました。(特にvidcap.axは、ダウンロードサイトを見つけるのに苦労しました。)
vidcap.ax
iyuv_32.dll
msyuv.dll
以上のファイルを揃えたことで、無事にWindows XP上でDC-NCIRC1が動作しました。
必要となるファイルの一覧を下に掲載します。