私の登山装備品

 LA SPORTIVA (ラ・スポルティバ) Boulder X MID GTX マウンテンシューズ


 日本語でのブランド名はスポルティーバなどと呼ばれることもありますが、メーカーのサイトでは「スポルティバ」と統一されています。
 この歳になって、「標高差1,000m超の山岳トレイルランニングをしたい」という願いで、東京の有名な登山用品専門店でカウンセリングを受けて選定し、購入したものです。
下りでの素足の様な確実なグリップ感が優れていると思いますが、普段仕事で履き慣れており、重量もほぼ同じ、土木工事用の「安全靴」の方が疲れが出にくいのではないかと最近になり感じています。



HITOGATA アウトドア軽量アルミフレームソロテント SA-9547


 サイズ2,200L×800W×600H、重量840g、価格5,980円という省スペース型の1人用テントです。
 家の周りで試用してみましたが、網状の換気窓が地面近くにあるため、肌に網が触れて蚊の猛攻撃を受けました。テントの生地は、空気も水蒸気も通さない性質のため、換気窓を閉めてしまうと窒息死に至りますので、改造して頭上に換気窓を付け、紐で開閉できるようにしました。

 換気窓は、100円ショップで販売されている農園用の虫除けネットを材料に使用しました。


 ポールはアルミパイプですが、木陰に入り木の枝から紐で天井を吊し上げるという設置方法を採れば、ポールを携行する必要も無くなり、更に軽量化が図れます。

 バックパックを横に置いても寝返りを打つことが可能なほど、居住性は優れています。


 SONY ICF-S10 2バンド携帯ラジオ


 オークションで500円で落札した中古品ですが、外観も綺麗で動作上は問題ありません。
 これを買うまでは、動物除けのために歩きながらメロディック・スピード・パワー・メタルの楽曲をスーパー・ハイトーンボイスで大声で歌って歩くようにしていましたが、斑尾山の下山中、ノリノリで絶叫しまくりの歌声を若い男女の登山客に聞かれ、変な顔をされて以来、別の方法を模索していたのです。

 その後、高妻山の下見登山に行った時、山頂から下りてきた格闘系アスリートの様な山ガールが熊除けのために携帯ラジオをガンガンに鳴らして歩いていたのを見て購入を決めました。その時のテレビの様な音の大きさにはビックリしましたが、今回買ったラジオも最大音量にすれば、負けない程の音量が出ます。SONYらしく感度も充分で、山中でもFM/AMが良〜く聞こえます。単三電池2本使用です。



 ソロツーリスト トリップザック46 (容量:46L)


 これもオークションで中古品を落札したものです。色は、画像右側の青です。
 テントや食料品などの装備品を大量に収納することができます。
 ショルダーハーネスも、肩が痛くなりにくいように作られ、背負っているときのズレを防止するハーネスと、ウエストベルトが付いています。
 私は今後も日帰り登山しかしないと思いますが、トレーニングのために重量物を充填して低山、短距離のトレッキングをするのに使いたいと思っています。




モスキート ヘッドネット (虫除けネット)


 私は、山歩き中に顔の周りを飛び回る小さな虫は比較的気にしない方ですが、目が大きいためか、瞼の内側に入って出なくなることが多くあります。これで眼球を傷つけたこともあり、虫害予防のために平成27年から使用し始めました。
 帽子を被らなくとも使用でき、重量も非常に軽く、ネット通販で500円(送料込み)で購入できます。






逸鶴戸外用品(中国) GORE--TEX 防寒レインウエア

 今年の6月から、秋期の防寒ウエアを何にしようかと思案し続けていました。レインウエアと言えばGore-Tex(R)ですが、安くてもジャケットだけで4万円もしますし、単色ばかりでデザイン的に好きではありませんでした。ところが、高い物を探せば(私の好きな)迷彩柄や高付加価値の製品もあると分かり、どうせ買うならば気に入った物を選びたいという考えに決まりました。そこで中国のTaoBaoでGore-Texで検索に掛かる商品を探したところ、8月中旬に上の画像の商品(上衣のみ)を見つけました。価格は日本円で8,000円と、考えられない安さでしたので即購入しました。
 商品は約10日後に届き、試着して確認しました。フリース製の暖かい専用インナーウエアも付属していました。縫製は中国国内向け製品としては並ですが、外部から見えない内側の生地に取れない汚れがあるなどコストダウンの跡がありました。この価格とサイズと機能、デザインは満足でしたが、ジャケットのどこを探しても肝心のGore-Tex(R)のラベルがありません。なぜだと思いますか?上の画像を細部までもう一度良ーく観察して下さい。
分かりましたか??? GORE-TEXではなくGORE--TEX(ハイフンが2つ)という表記が4箇所も使われていますね。これがダマシなのです。アメリカのW.L. Gore & Associates株式会社のライセンスの無い偽物です。「Gore-Tex」というキーワードで検索に掛かったので本物と勘違いしてしまった私の失敗でした。

 しかし、このジャケットのデザインは大満足です。デジカモ(デジタル・カモフラージュ迷彩)の砂漠迷彩と呼ばれる人気の高い柄で、更に本物の米軍のミリタリーウエアと外観でほとんど区別が付かないのです。秋の登山が待ち遠しいです。

KEEN TARGHEE II MID  ウォーキングシューズ


 ”100万歩歩いてもヘタらない”のキャッチコピーで有名な米国KEEN社の、軽量、高性能なウォーキングシューズです。これは、買って良かったと感じているアウトドア用品です。
 初めて履いた時から足にフィットし、平地であればどんなに長く履き続けても足が痛くなりませんし、優れたデザインで日常的な外出にも使えます。踵の部分にはクッションが効いており、上り坂では気持ち良く歩行できます。爪先のクッション性能も良く、岩や尖った木の枝などとの衝撃をガードしてくれます。
 欠点は、ハイカットでありながら下り坂では適さず、爪先に体重が掛かり指が痛くなることです。また、ウォーキングシューズですから走ることには向いていません。